当社の新しいサービス展開のために子会社を設立します。
当社は「クリーンエネルギーで社会的課題を解決すること」を目指し、
個人の方を中心に簡単で安心してクリーンエネルギーに参加できる仕組みを作っています。
当社がクリーンエネルギー電源開発事業を開始した2012年は、
大企業か一部の資産家しか事業に取り組めない状況でした。
投資額が大きく、融資制度が確立されていなかったためです。
個人参加型の仕組みを作るために、
金融機関と共同で専用ローンを作るなど、
一定の普及は進みましたが、
既存金融機関の融資制度だけでは、
個人が参加するための制限が多い状況です。
欧州に比べて個人参加型の発電事業は日本ではまだまだ少ないと感じています。
だから、欧州の市民出資型のように、
簡単に手軽に個人が参加できる売電の小口商品を作る。
クラウドファンディングなど時流に合わせた方法で広く普及したい。
クリーンエネルギーのように社会に必要とされ、
しかも事業として実績も多く返済確実性が高い事業なのに、
既存の金融事業者では個人へファイナンスできないことがある。
この課題を最終的には解決したい。
この「資金調達の課題」は、
イノベーションが求められる日本の社会において、
大きな問題であると同時に大きな隙間・チャンスであると感じていました。
資金調達の隙間と言える、存在を僕たちが訴えても、
既存の金融機関ではできることに限界があります。
それなら自分たちで「新しいファイナンシャルサービスを創ろう」
新しい挑戦者としてこの「隙間」を埋めることで、
クリーンエネルギーをもっと身近でスタンダードな存在にしよう。
クリーンエネルギー発電事業で環境に貢献しながら
投資家としてしっかり儲かるビジネスを作れる。
社会保障問題が大きい日本の救世主に売電事業はなり得ると思っています。
クリーンエネルギー事業のように社会に必要とされ、
投資家にもメリットが出せる、
社会性と収益性の両輪を追求した事業の普及を後押しする。
そんな新しいファイナンシャルサービスを生み出す役割を担いたい。
個人が挑戦しようとした時にチャレンジが応援できない社会構造を変え、
クリーンエネルギーで社会的課題を解決する挑戦をします。