目指すもの

地方創生とはお金の流れを変えること!〜再エネの地産地消で実現する地方創生〜

株式会社グリーンエナジー&カンパニー代表の鈴江です。

「約400億円」

概算ではありますが、
人口25万人強の徳島市に住む人や事業者が、
毎年支払っている電気料金です。
(※1)

みなさんは、この数字を見てどう感じますか?
少ないですか?多いですか?

この400億円の大小はともかく。
このお金の流れに注目して欲しいです。

この徳島市に関わる人が支払った電力料金は
電力会社を通じ、ほとんどが外国へ流れて、
徳島に戻ってくることはありません。

一方通行でお金が流れる構造です。

人口が少なく経済規模が小さな
地方経済にとっては由々しき問題です。

普段、何気なく使っている電気の
お金の流れに注目することで、
地方経済活性化のヒントがある
と思います。

地方から一方通行でお金が流れる構造を変える
2022年版の個人参加型のグリーン地方創生モデル
数字を使って考えてみました。

※動画の全てに字幕があるので、
音声が出せない環境でも視聴可能です。

さて、私たちの電気代は
具体的に、どこへ流れてしまうのでしょうか?

その大半は、化石燃料を買うために
外国に出ていきます。

エネルギーの自給率の低い日本では、
その額なんと
毎年約20兆円にも上るそうです。
(※2)

日本の国家予算が約100兆円ですから、
その20%という大きな額になるわけです。

私たち日本人が一生懸命労働して、
稼いだお金でエネルギーを買って、
アラブの王様に貢いでいるわけです。

しかもです。
この支払いは、1回限りではなく、
毎年続きます(涙

どうりで、アラブの王様はお金持ちなわけです。
毎年、ほとんど何もせずに大きなお金が入る。

数年前には数千人規模で日本を訪れて、
豪遊していましたよね…

しかもです!
最近では、超高層ビルを建て、
リゾート開発をするに留まらず、

脱炭素社会を見捨て、
再生可能エネルギー発電投資を推進しています。

再エネ投資こそ、
資源の少ない日本が強化すべき取組みです。

日本人は周回遅れですね。

もし、このエネルギーの一部でも
国内で賄うことができたら、どうなるでしょうか?

膨大なお金が国内に還流します。
例えば、たった1割の流れを変えるだけでも、
毎年2兆円です。

徳島市で考えれば、
400億円の1割で40億円です。
人口 25万人のまちにとって、
毎年40億円は大きなお金だと思います。

みなさんの住んでいる地域も同様です!

エネルギーを日本で作って、日本で消費する。
エネルギーを地元で作って、地元で使うようにする。

地産地消型の再エネ発電所を開発して、
その発電所経営に地域住民にも参加してもらうのです。

電力を使う地域住民の追加負担は不要です。
既に払っている電気料金の支払いを
自分たちのつくった発電所に変えるだけです。

これで「地域の経済循環」が起こります。

このように、燃料費がかからない再エネの地産地消は、
地方創生にはとても有効ですから、
今後チャレンジしたいものです。

さらに、日本や地方経済のお金の流れを変える、
とっても良い方法があります。

これについては、次回以降でお話しします。

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※1.資源エネルギー庁「電力調査統計」2020年度より引用し、以下条件の元計算しております。
あくまで概算ですので、ご了承ください。
・日本全体の電力需要(消費)=8600億kwh
・徳島県60億kwh(シェア0.7%)
・消費電力を98%程度と想定(コロナ禍により)
・全体の消費量を、家庭用を約30%、産業用を70%と想定
・四国電力売上4128億円(2020年度 電力のみ)
・徳島市電力使用量1,715,120千kwh(平成26年度)
※2.資源エネルギー庁「エネルギーコストの状況」2014年度