マイホームを購入する場合には
「土地を購入する」のが今の日本では常識です。
しかし「マイホーム用地は借地で考える!」
これを新しい常識にはできないでしょうか?
ぼくは実際に、マイホームを借地に建てています。
借りた土地の上に建物を建てているのです。
借地にマイホームを建てるというのは、日本では少ないですが
海外ではたくさんの事例がありますね。
ぼくはこの発想を日本にもっと広めたいと考えています。
これって、とっても賢い選択なんですよ。
車もブランドバッグも、持つからシェアする時代へと変わりつつあります。
土地も同じように、持つから借りるという発想の転換も“あり”だと思うのです。
数字で検証してみましょう。
土地代金1000万円の場合。
1000万円を35年ローン・金利2%で返済した場合
総返済額は約1400万円になります。
土地を所有すると固定資産税がかかりますので、
購入額の約7割が評価額と考えると、
固定資産税評価×1.7%(都市計画税も含む概算)
土地の年間税金は約12万円。
35年間で支払う固定資産税は、12万円×35年=420万円
つまり35年間に土地に支払うコストは
1400万円+420万円=1820万円です。
トータルで土地代金の1.82倍も払わなければなりません。
一方借地の場合には、
初期購入コストがかからないので0円。
固定資産税も所有していないのでかかりません。
支払うのは毎月の地代だけです。
ぼくたちフィットが展開する地方借地の場合、
平均相場でいうと、60坪で月15000円。
年間で地代が18万円です。
35年間では、18万円×35年=630万円となります。
所有の場合の35年間コストは
1820万円。
それが借地の場合だと
630万円。
差額は1190万円です。
35年後に、同様の土地を1190万円以下で買えるなら、
選択肢として借地の方が賢いということになります。
今後日本の人口が減っていくことを考えると
35年後の土地の価格は、今よりも値下がりする可能性が高いです。
つまり借地の方が、賢い買い物になる可能性が高いのです。
また借地の場合には毎月の返済負担も少なく、
マイホーム購入にあてる自己資金も減らすことができるために
使わずに済んだ現金を運用資金につかうと、投資機会を失うということもありません。
所有するよりもキャッシュフローも潤沢になるので、
家計にも優しく、やりたいこともやれますね。
賢い借地マイホームを
全国で普及させる取り組みをスタートします。
興味のある方はご相談くださいね。
借地はマイホームに適さない、
という今までの常識を変えて、
賢いマイホーム選択に借地マイホームを!
もちろん土地を借りているからといって、
住み心地は全く変わりませんのでご安心ください。