株式会社フィット代表の鈴江です。
今週は大学新卒採用予定の方達に対して、
徳島のオフィスや事業の案内をしました。
チームに新しい風を吹き込んでいくために、
新社会人は積極的に採用していきたいと考えています。
そんな中、採用面談中に、
興味深い質問を受けました。
「太陽光発電は、パネル製造の、
エネルギー消費自体が大きいから、
地球に優しくないと聞いたのですが本当でしょうか?」
学生ならではの奇譚のない、
真っ直ぐな質問、いいですね。
Webでもこの手の情報は氾濫しています。
みなさんが情報を取得されているyoutubeでも、
太陽光発電を否定するような動画が多数出ています。
実際のところどうなのか?
結論は完全に『誤った情報』です。
その根拠を具体的に説明します。
発電するための、
エネルギー効率を図る指標として
『EPT:エネルギーペイバックタイム』
という指標があります。
EPTとは、
原料採掘・原料運搬・製造機械設置・製造、
製品輸送・交換部品供給・使用後処理まで含めた、
ライフサイクルでのエネルギー消費量を、
何年分の発電で取り戻すことができるか?
を表す指標です。
太陽光発電の場合このEPTは、
1.5~3年程度とされています。
パネル自体は約30年の寿命が期待できるので、
エネルギー収支は、十分にあるのがわかると思います。
この辺り、具体的に分析したデータを、
国立研究開発法人 産業技術総合研究所が、
発表したものがあるので、下記より確認下さい。
なぜこのようなデマが広まったか?
それは、1991年の電力中央研究所研究報告、
Y90015 に基づくものが原因のようです。
当該報告書では、過剰に強固な架台や、
現状の2倍以上のシリコンを、
使用することが想定されていたようです。
何より30年以上前の資料では、
そうなるのも仕方がないでしょう。。
「実は○○○らしい・・・」
というネガティブな噂は、
ネタとして広まりやすく、
関心を集めやすいので、
誤った情報でも簡単に拡散されていきます。
みなさんも、このような情報を聞いたときは、
何のどのような情報を元にしたものなのか?
をしっかりと調べるように気をつけましょう。
上記のようなしっかりとした根拠を持って、
ぼくは個人参加型の太陽光発電の魅力を、
広めていきたいと考えています。
昨年の動画にはなりますが、
1,800回以上視聴されている、
太陽光発電の魅力を説明した動画を、
改めて共有しておきます。
「太陽光発電は良いものだ」
と理解してもらった上でぜひご視聴下さい。
※動画の全てに字幕があるので、
音声が出せない環境でも視聴可能です。
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