地域からエネルギーの新しい常識をつくる ―みずほ銀行「第56回 徳島みずほ研修会」当社代表取締役社長 鈴江崇文が講演
地域からエネルギーの新しい常識をつくる
みずほ銀行「第56回 徳島みずほ研修会」にて、
当社代表取締役社長 鈴江崇文が講演を行いました。
2026年3月10日、徳島市のザ・グランドパレスにて開催された「第56回 徳島みずほ研修会」にて、当社代表取締役社長 鈴江崇文が登壇いたしました。
本研修会は、徳島県を代表する企業の会員の皆様が集まり、地域経済の発展を目的として開催されているものです。当日は多くの経営者が参加し、講演後には活発な意見交換が交わされるなど、高い関心が寄せられました。

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「地方にこそ、次の成長機会がある」
講演のテーマは「地方企業のための成長戦略 」
鈴江社長は、地方企業にこそ「次の成長機会」があるとして、再生可能エネルギーを取り巻く環境変化と、その中で地方企業が担うべき役割について述べました。
世界的にエネルギー転換が進む中、当社は地域や企業、さらには個人が主体となる分散型のグリーントランスフォーメーション「マイクロGX」を提唱しています。
従来、エネルギーは「供給されるもの」という前提で語られてきました。
しかしこれからは、エネルギーを"供給されるもの"から"自らつくるもの"へと転換していくことが、社会の新しい常識になるという考えを示しました。

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"コスト"から"資産"へ
系統用蓄電池が担う「新しいエネルギーインフラ」
講演では特に、再生可能エネルギーの普及を支える重要な基盤として、「系統用蓄電池」に焦点を当てました。
再生可能エネルギーの普及が進む一方で、発電量が天候に左右されるという特性から、電力需給のバランスをいかに保つかが大きな課題となっています。その課題を解決する存在として、系統用蓄電所が新たなエネルギーインフラとして注目されていると説明しました。
当社は、この分野において、用地開発から設備の建設、さらには運用までを一貫して手がける体制を構築しています。
電力市場(JEPX、容量市場、需給調整市場)を活用した運用によって収益を創出する仕組みを確立し、従来は大規模資本を持つ企業に限られていた領域を、より多くの企業にとって現実的な事業機会へと転換を測っています。
鈴江社長は、系統用蓄電所について、
「電気を"コスト"から"資産"へと変える存在である」と強調しました。
電力を"消費するもの"から、"価値を生み出すもの"へ。この視点の転換が、企業経営そのものに新たな選択肢をもたらします。

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地方企業こそ、エネルギー変革の主役へ
地域から実装する「マイクロGX」
創業以来、全国で5,000件を超えるグリーンエネルギー施設の開発実績を背景に、系統用蓄電所事業の全国展開についても説明しました。
地域企業や個人がエネルギー事業に参画し、収益を地域に還元する「マイクロGX徳島」の取り組みを事例として、GXを地域から実装する具体的な方法と今後の構想を共有しました。

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地域から生まれる、新しいエネルギーのかたち
人口減少や産業構造の変化といった社会課題にも触れながら、地方が持つ潜在的な価値について言及しました。
地方には、再生可能エネルギー資源が存在するだけでなく、新たな産業を生み出す余地があります。エネルギーの地産地消を実現し、地域内で経済が循環する仕組みを構築することは、持続可能な社会の実現にも直結します。
再生可能エネルギーと蓄電所を組み合わせることで、「つくる・ためる・使う」というエネルギーの循環を地域内で完結させる。その先に、地域が主体となり価値を生み出す、新しい経済モデルの実現可能性を示しました。

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「自分でつかうエネルギー」を「自分で創る」社会の実現
地方から日本へ、そして社会全体へ。
当社は今後も、再生可能エネルギーと系統用蓄電池を軸に、エネルギーの在り方そのものを変革し、新たな価値創出に取り組んでまいります。
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