2017.02.03 プレスリリース フィット「コンパクトバイオマス発電施設」を販売開始へ フィット「コンパクトバイオマス発電施設」を販売開始へ 「小型分散型バイオマス発電システム」で地域活性化を促進するプラットフォームを策定 「個人参加型クリーンエネルギーで未来を創る」を目指して事業展開する株式会社フィット(徳島本社:徳島県徳島市、代表取締役:鈴江 崇文、東証マザーズ:1436)は、太陽光発電、小形風力発電に続くクリーンエネルギー事業として、小型分散型バイオマス発電システムによる「コンパクトバイオマス発電施設」の販売を開始いたします。 フィットでは、この「コンパクトバイオマス発電施設」の必要なサービスをパッケージ化し、自社及びフランチャイズ網を通じて日本全国47都道府県で販売を予定しています。現在、全国販売にさきがけ自社所有となるモデルプラントを兵庫県内で、2017年6月の稼動を目指し準備を進めています。 設置する発電施設は、小型分散型バイオマス発電システム「AMATERAS-Hybrid-Fit1000」を採用。この発電システムは独自のガス化方式技術により高効率な稼動と、従来利用が難しいとされた竹なども燃料として用いることを可能とした、画期的なバイオマス発電施設です。 この特性を活かし、稼動に必要となる燃料供給は地元材を使用することで、地域の雇用を創出。また、発電の際に発生した排熱を地域農家へ供給することも予定しており、「コンパクトバイオマス発電施設」を通じ地域活性化を促進するプラットフォームを策定いたしました。 ■小型分散型バイオマス発電システム AMATERAS-Hybrid-Fit1000とは本発電システムは、ガス化方式の小型分散型バイオマス発電(開発:株式会社未来環境エナジー)です。従来ガス化方式の場合、燃焼時に生成されるタールを処理するため長時間の連続稼動が難しいとされていましたが、このシステムでは独自のタール分解技術により、ガス化炉のタール発生率を0.1%以下、ESPで0.003%以下にすることに成功。これにより長時間の連続運転(24時間連続稼動・年間稼動日数360日)を可能とした、高効率な発電を実現します。また、必要とする燃料には多様性があり、木質チップのほか、従来利用が難しいとされた竹なども利用することが可能。小型(100坪で設置可能)などでもあることから、設置・稼動が可能な立地が多数見込め、モデルプラントが設置される兵庫県ほか、その他エリアでも現在商談を進めています。 ■地域活性化を促進させるプラットフォーム小型分散型バイオマス発電システムの特性を利用し、フィットではバイオマス発電所が立地する地域活性化も促進させていきます。発電に必要となる燃料に地元材を、地域燃料供給会社を通じて供給を受けることで地域に新しい雇用を創出します。また発電に際して生じた排熱は、地域の農家に供給し利用されることも予定しています。発電した電力は、固定買取制度を利用し地域新電力会社に売電を行う予定で、地域へ供給する体制を整えて参ります。 燃料調達から利用まで、地域内で行うサイクルを「コンパクトバイオマス発電施設」では、クリーンエネルギーを利用した新しいプラットフォームとして展開します。 ■クリーンエネルギーの拡大に向けたフィットの新しい挑戦現在フィットでは、自社及び全国フランチャイズ網を通じて販売される「コンパクトバイオマス発電施設」の全国展開に向けたモデルプラントの設置準備を進めています。モデルプラント完成後、販売に向けた見学会・説明会を予定しています。 「コンパクトバイオマス発電施設」では、地域に新しいプラットフォームを提供することで、クリーンエネルギーで作れられる安定電源の供給と、地域経済の活性化を実現させる、「社会性」と「経済性」を両立させたクリーンエネルギーが生み出す、新しい市場を創造してまいります。 プレスリリース記事はこちら(別サイトにリンクします)取材に関するお問合せはこちらTEL :088-665-1500E-mail: go@fit-group.jp 前の記事 一覧へ戻る 次の記事