2017.02.22 プレスリリース コンパクトバイオマス発電施設を兵庫県香美町に設置開始 フィット「コンパクトバイオマス発電施設」のモデルプラントを兵庫県香美町に設置開始 「個人参加型クリーンエネルギーで未来を創る」を目指して事業展開する株式会社フィット(徳島本社:徳島県徳島市、代表取締役:鈴江 崇文、東証マザーズ:1436)は、太陽光発電、小形風力発電に続くクリーンエネルギー事業の新商品である、小型高効率バイオマス発電システム「コンパクトバイオマス発電施設」を兵庫県香美町に設置準備を開始いたしました。 この発電施設は、独自のガス化方式技術により高効率な稼動と、竹などをはじめとする多様種な燃料が利用可能な小型分散型バイオマス発電施設「AMATERAS‒Hybrid‒1000」を採用したもので、フィットが全国販売を予定している「コンパクトバイオマス発電施設」のモデルプラントとして、地元企業との共同プロジェクトで設置します。 現在は工場での製造プロセスに入っており、2017年5月の完成を予定しています。また、同年6月より試験運転を開始する予定で、発電した電力は地域電力会社等への売電を予定しています。(設備認定申請中)また発電に併せて農業での熱利用を計画しています。 稼動に際し、必要となる燃料供給は、周辺の材料の活用を予定しており、地域の雇用創出また活性化を促進し、持続可能な社会とまちづくりに寄与してまいります。 <コンパクトバイオマス発電 事業スキーム> モデルプラントを設置する兵庫県香美町について 香美町の森林面積は町土の86%にあたる31,784haを占め、このうち人工林面積は14,385ha(人工林率48.5%)あります。この人工林が今後10年間で11齢級以上(51年生以上)となるものが全体の68%に達するとされ、健全な森林を保つ間伐から得られた材などを燃料に利用することで発電を行っていきます 現在は地元や近隣の林業者との交渉中で、供給体制の準備を進めています。燃料を立地する地域から調達することによって新たな雇用を創出し、地域の活性化に再生可能エネルギーを活用した、活力あふれる街づくりへ寄与して参ります。 ※香美町森林面積について・・・「平成25年度 香美町バイオマス活用推進基本計画」より出典http://www.town.mikata-kami.lg.jp/www/contents/1396314268658/files/keikaku1.pdf 前の記事 一覧へ戻る 次の記事